温泉大国ニュージーランドで秘湯探し!珍しい野湯を楽しもう

Photo by Hot pool in Kuirau Park by Ruth Hartnup, on Flickr

温泉大国として有名な日本ですが、世界には日本に負けず劣らずの温泉の恵みが多い国が多くあります。中でもニュージーランドは、日本と同じく島国で、やはり火山が多いという環境が似ている温泉大国。今日はそんなニュージーランドの野湯を紹介します。

ニュージーランドは温泉が多いものの、日本のような温泉文化はそこまで発達していません。温泉に入る場合は、大体がスパなどの整備された温泉施設で、それも限られた場所にあるのみです。水着着用なのはもちろんのことで、日本でいうと温水プールのような感覚に近いかもしれません。ゆったりと浸かるというよりも、温泉で遊ぶという感覚です。
日本には温泉旅館や温泉施設が多くありますが、それと共に秘湯と呼ばれるような野湯も多く存在します。野湯でも一応着替える場所などが確保されている場所もありますが、野湯といえば基本は自然に湧き出している山の中などの温泉ですよね。ニュージーランドが誇る大自然の中にも、実は隠れた温泉がたくさんあるのです。日本人として、そんなニュージーランドの野湯を発掘してみたいと思いませんか?

ニュージーランドは南島よりも北島のほうに圧倒的に火山が多いため、温泉も北島のほうが有名です。最初に温泉町として発展したのも北島のロトルアで、現在も温泉を楽しめる町として観光客に人気があり、温泉施設も整備されています。そんなロトルアから車でおよそ1時間の場所にあるタウポには、町から歩いていける距離に面白い温泉があります。その名もホットウォーターストリームと呼ばれる、温泉の川!手を入れてみると、とても入れる温度ではない熱湯です。川を下っていくと、ワイカト川と合流して広くなっている場所があり、ちょうど川の水と混じって適度な温度になっているので入るならこの場所がおすすめ!川遊びと温泉が一緒になってファミリーでも楽しめますね。

観光客に人気な野湯は北島のコロマンデル半島にあるホットウォータービーチ。その名の通り、ビーチに湧き出す温泉です。筆者はビーチの近くのB&Bに泊まっていたのですが、ホットウォータービーチに行くと告げると、何も言わずにスコップを渡されました。それも大きなスコップです。そんなスコップを持っていく人は他にいるだろうかと思いながらもビーチへ行くと、そんなスコップを持っている人しかいませんでした。このビーチは、干潮の時にビーチを掘ると温泉が湧き出してくるという不思議なビーチなのです!海水浴と温泉が一緒に楽しめるなんて一石二鳥ですよね。スコップがなくても大丈夫。ビーチ一帯に、既に掘り起こされた穴がたくさんあり、穴同士がつながって大きな湯船を作っていたりします。湧き出してくるお湯からは湯気が立ち上がっていて、温度は熱湯レベル。どんなに熱いお湯が好きな日本人でも飛び出してしまうような温度なので、海水と混ぜて入るのがゆったり温泉を楽しむコツです。ただし、満潮になると温泉が出てくるエリアは全て海水に浸かってしまうので、干潮の時間を調べてから行きましょう。

筆者が訪れた中でも最も秘湯だと言える温泉は、南島のフルヌイ温泉。トレッキングコースの途中にある温泉で、キャンプをしながら2~3日は歩かなければ辿りつけない場所にあります。南島でも比較的トランパー達に人気のあるアーサーズ・パスとルイス・パスという二つのコースを結んでいるハーパー・パスというコースにあり、周辺で長距離トレッキングを楽しむなら通るべきルートのひとつ。そのため、トランパーの間では有名な温泉のようです。アーサーズ・パスから歩くとほとんど川沿いのルートになっているのですが、途中で現れる滝のような小さな川がフルヌイ温泉です。落ちてくる温泉がたまるように岩でお湯がせき止められていて、自然の中に大人3人くらいが入れるスペースが作られています。他のトランパー達がいつ通ってもおかしくないので、もちろん水着は着用しなければいけませんが、長いトレッキングの途中で体を癒すには十分すぎるほど。深さもあり、マイナスイオンの中でゆっくりとニュージーランドの秘湯を楽しむことができます。

いかがでしたが。他にもニュージーランドにはたくさんの未開発の野湯がありますが、ニュージーランドの温泉では、温泉に含まれる病原体に気をつける必要があります。と言っても実際に病気になるケースは相当珍しいようなので、そこまで気にする必要はありませんが、特に野湯に入る場合は、顔を温泉につけたりはしないで楽しんでくださいね。

ふぅ
大学時代、将来の夢がなくても、英語が出来れば将来役に立つ!と言われた1ヶ月後、人生初海外のオーストラリアへ短期留学。自分がいた世界の小ささに気付き、そこから旅を始める。バックパッカーで旅をした総期間は3年。旅を通じて習得した英語を磨き、英語教授法TESOL習得後、英会話教師となる。旅中で出会ったフランス人と結婚し、現在1児の母。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします