ネパールの現実とヒマラヤの恵み溢れるLalitpurの魅力

アジアの中でも最貧国と言われるネパールについて、日本ではどれほどの人が知っているでしょうか。ヒマラヤ山脈に囲まれ、世界最高峰であるエベレストがある国というくらいの印象かもしれません。首都カトマンズには都市そのものが世界遺産に指定されているだけでなく、カトマンズの谷にはおよそ2000年もの歴史を持つネパール最古のスワヤンブナート寺院をはじめ、ボダナートやパシュパティナートなど多くの世界遺産があります。しかし、旅行者目線で見るネパールは、現実とは大きくかけ離れています。今日は多くの人に知ってもらいたいネパールの現実と共に、それを支えるある日本企業の商品を紹介します。

ネパールにはその日暮らしでなんとか生き延びている人たちがたくさんいます。そんな中、2015年4月に起こったマグニチュード7.8の大地震で、人々の生活はさらに困窮し、観光客を集めていた数多くの世界遺産も大きな被害を受けました。今なお、テントやビニールシートを被せただけの小屋で生活する人がたくさんいます。
そんな中、ネパールでは年間1万人のも及ぶ少女達が売春婦として売られています。全ては貧困と女性蔑視の文化が招いている悲劇。平和な日本にいると考えられませんが、貧しい生活ゆえに家族や親族によって売られる少女達までいるという現実があります。そのほとんどはインドへ売られ、ネパールに送り返されるのは妊娠した時や性病に感染した時。質素な食事と客商売のための安い化粧品のみが与えられ、売春婦として毎日一日中延々と働かされているのです。日本で生活していると、そんな世界は想像もつきません。

今回、紹介したいのはLalitpur(ラリトプール)というオーガニックスキンケアブランドの製品です。ネパールで人身売買の被害にあった女性たちや身寄りのない子供たちによって作られており、雇用市場の助けにもなっている他、女性たちの自尊心の回復を狙っています。しかし、チャリティー商品ではないのがLalitpurの魅力。ヒマラヤ山脈から採れる希少価値の高いハーブや岩塩が使用されており、エキゾチックな香りと、スキンケアに様々な効果が期待される原料の効能など、ネパールならではのオリジナリティ溢れる製品です。

最初に紹介したい商品はアントポゴンというハーブと岩塩が使われたバスソルト。透明ボトルに詰まったピンク色の岩塩が見た目も可愛く、バスルームに置いているだけでインテリアになります。大きなボトル1つが16回分ということなので、1回分は一握りに満たないくらいの量。バスタブのお湯に対してこれだけ?という印象です。熱いお湯に入れてもすぐに溶けるわけでもなく、底にぱらぱらと沈んでいる岩塩。ところが、それだけの量でバスルームに独特の香りが広がり始めました。私たちには馴染みのないハーブの香り。初めての香りなだけに、行ったことのないヒマラヤ山脈に咲いていそうな高山草のイメージが頭に浮かびます。筆者の場合、赤ちゃんも一緒に入浴させているので、お湯がどれくらいの塩分濃度になるのかが気になり、なめてみましたがさすがに味はしませんでした。ボトルには同じ分量で半身浴をするのも良いと書いてあるので、一人ならそんなゆったりした半身浴も良いですね。岩塩の透明な部分が早く溶けて小さくなってくると、ピンクの部分がまるで小さな珊瑚のような形になり時間差で溶けていきます。その頃にはバスルーム全体がやわらかなハーブの香りでいっぱいになっていました。時間をかけてゆっくりと入浴するご褒美バスに最適です。

次に、シャンプー用ハーバルソープ。シャンプーなのにソープというのが珍しいですよね。生え際にソープごとこすり付けて泡立てて使います。泡立てネットを使わない分、あまり泡立たなさそうなイメージがあるのですが、髪の根元までしっかりと濡らして、くるくると丸を描くようにこするだけでロングヘアでも十分な量に泡立ちます。地肌につけて泡立てているからか、髪というより地肌がしっかり洗われているようなイメージ。トリートメント成分はないので、これだけだと髪がキシキシになってしまいますが普段使っているコンディショナーと一緒に使えば問題ありません。人工的な香料ではない、とてもナチュラルな良い香りがします。驚いたのは、洗った直後はコンディショナーの香りに打ち消されてしまったように感じたのですが、ドライヤーで乾かすと優しい匂いがふわりと戻ってきます。使用感は個人差がありますが、筆者は乾かした後の髪のまとまりが良いと感じました。髪は女性の命とも言いますが、アジア人にはアジア人にあった髪のお手入れ方法があります。ネパールの女性が持つ美しい髪の秘密でもあるヘナ成分が配合されているとのことで、日本人の黒髪にも効果が期待できそうです。

シャンプー用ソープと同じ形をしているフェイシャルソープもあります。濃厚に泡立てればメイク落としにも使えるということですが、普段クレンジングオイルを使用している筆者はメイク落としとフェイシャルソープが一体型になっているもののクレンジング力はあんまり期待していませんでした。ところが、それほど時間をかけずに泡立てるだけでほとんどのメイクが落ちてしまったことにびっくり。濃いマスカラや目の際に引いたアイライナーなどは完全に落ちきりませんでしたが、先にクレンジングを利用してから優しく泡立てて洗顔に使えば十分だと思います。筆者は肌があまり強いほうではないのですが、洗った後のつっぱり感は全くありませんでした。自然成分で出来たソープは肌の弱い人にもオススメできるところが良いですね。

最後にマルチバーム。肌の保湿クリームとして使えるだけでなく、髪にも使えるというのが驚き!シア脂特有の匂いがありますが、気になるほどではありません。マルチバームの表面に指をあてると、体温で優しく溶け出し、必要な量をすっとすくえます。美肌効果が期待されているオメガ7というサジーオイルが含まれているということで、これからの乾燥しやすい時期には肌に塗るのにぴったりですね。栄養分なのか、中には白い粒状のものが含まれていて、塗るとオイルのように溶けていきます。筆者は常に薬用リップが手放せないのですが、今はこのマルチバームをリップの代わりに唇に使っています。薬用リップでは出せないグロス感がでるのに、ベタベタしません。たっぷり入っている栄養分を染み込ませるためにも、少しラップでパックしてみると唇の乾燥感は完全になくなります。寝る前の使用もオススメです。

いかがでしたか。Lalitpurの商品を使用することはネパールで働く女性や子供たちのためになるだけではなく、実際に期待される美容効果が高かったりナチュラルな素材が使われているため肌に優しかったり、なにより日本にはないヒマラヤの恵みがたっぷり詰まったオリジナリティがあります。是非一度、手にとって使ってみてくださいね。

Lalitpur
http://lalitpur.jp/

ふぅ
大学時代、将来の夢がなくても、英語が出来れば将来役に立つ!と言われた1ヶ月後、人生初海外のオーストラリアへ短期留学。自分がいた世界の小ささに気付き、そこから旅を始める。バックパッカーで旅をした総期間は3年。旅を通じて習得した英語を磨き、英語教授法TESOL習得後、英会話教師となる。旅中で出会ったフランス人と結婚し、現在1児の母。

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