ある国際結婚カップルの食卓

01. 5つの文化が混在する国際結婚カップル

ブルックリンの街中、グラフィティアートの前で

皆さまはじめまして。アメリカ、ニューヨーク在住の陳佳奈(ちん かな)といいます。これから国際結婚のアレコレについて書いていきます。

国際結婚って、どんな生活なんだろう。
アメリカ人が夫だと毎日どんなものを食べているの?
文化の違いで喧嘩にならない?

以前はそんな疑問を持っていました。まさかそんな自分が国際結婚をするなんて。まだ結婚歴1年の新米夫婦ですが、食卓の風景を中心に“ある国際結婚カップル”、私たちの場合はどうなのかお話していきたいと思います。

まず初回は私達の紹介をしますね。

妻:日本生まれ日本育ちの台湾系3世(祖父母が台湾から日本に渡ってきた)
夫:アメリカ生まれのセルビア系2世(両親がセルビアからアメリカに渡ってきた)

NY市役所で結婚した日、セントラルパークにて photo by UNIQUE LAPIN
NY市役所で結婚した日、セントラルパークにて photo by UNIQUE LAPIN

私は台湾語を理解出来ませんし、小中高大学と日本の教育を受けているのでほぼ完全に日本人。食生活や暮らしの中で少しだけ台湾文化の影響を受けています。一方夫は基本的にはアメリカ育ちですが、一時期セルビアやルーマニアでも暮らしたことがあり、英語の他にセルビア語、ルーマニア語も流暢。各文化の影響を色濃く受けています。

そんな2人が出会ったのは4年前。5年前に英語習得とモデル活動のためにNYに来た私と夫が予備校で出会い、2年の交際を経て2015年夏に結婚。アメリカ、セルビア、ルーマニア、日本、台湾と5つの文化が入り混じる国際結婚カップルが誕生しました。

ハワイ、オアフ島で結婚式を挙げました photo by Tupou photography
ハワイ、オアフ島で結婚式を挙げました photo by Tupou photography

ちなみに夫婦間で一番問題になるのが価値観の違い。国際結婚ではさらにその違いが大きくなるのでは?と思われるかもしれません。しかし実際に経験してみると、価値観には国籍よりも個人の考え方が大きく影響すると感じています。

夫は神経細やかなタイプで、主張もあまりせず和を大事にするタイプ。(日本人に近いかも?)一緒にいてイラッとすることがほぼありません。アメリカでは「これはおかしい」と思ったらきちんとクレームを入れないと損する社会ですが、なぜかクレーム担当は私です(笑)。夫は人に強く何かを言うのが得意ではないみたい。

人をたくましくする街、NY。
人をたくましくする街、NY。

ニューヨークでの生活は、刺激的であると同時に自分の軸をしっかり持っていないと生きづらい街かもしれません。
何をやっていても自由。チャンスはたくさんある。
だから夢を持った人がたくさん集まっている。そんな中でただなんとなく暮らすのは、少々つらいことかも…。

NYの新しい自由の象徴、「フリーダムタワー」
NYの新しい自由の象徴、「フリーダムタワー」

さて、国際結婚に話を戻して。
毎日の生活で大事になるのが言葉と食事ですね。
私達の会話は英語。うまく説明出来なくても表情や態度から気持ちを汲んでくれるため、困ったことはありません。今はお互いに日本語やルーマニア語、セルビア語をちょこちょこ覚えているところです。

そして食事作りは私の担当。夫のお弁当と、2人の夕飯を作っています。
朝ご飯を作るのは、休日だけ。では平日の朝はどうしているのかって…?
来月はそんなアメリカ人夫の朝食について紹介します。お楽しみに♪

陳 佳奈
東京に生まれ育ち、医大を卒業後、モデルを始める。
2011年、英語を学ぶためNYに渡る。
NYで3年間モデルとして活動した後、アメリカ人夫と結婚。
現在はアメリカで医師になるため、国家試験に向けて勉強中。

過去にはミステリーハンターをしたり、
2012年「さんまのラブメイト10」で5位に選ばれたりしたことも。

Instagram: @chinkana
Blog: 「Dr.モデルのハッピーNew York

インスタではNYらしい風景を中心に
ブログではNYのレストラン情報などを週1程度で更新中です。

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