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ユニークな料理が尽きないチェコ共和国!食通を呻らせるグルメの旅

ふぅ

数あるヨーロッパの国の中でも、マイナーのように見えて実は日本人にとっても人気があるのがチェコ共和国。世界遺産に認定されているプラハ旧市街をはじめに、国内には他の世界遺産を含む見所が尽きません。そんなチェコにはユニークな料理がたくさんあります。今日は試してみたいチェコグルメを紹介します。

基本的にカロリーとコレステロールの高いチェコ料理。そう聞くと、ちょっと食べにくいなぁ、と思うかもしれません。ところが、現地の人の体型を見てみるとそんなに太った人はおらず、むしろ良いスタイルの人が多い気がします。その秘密はワイン。チェコ人達はこってりなチェコ料理を赤ワインと一緒に楽しみます。赤ワインがコレステロール値を下げてくれるために、バランスが取れているのかもしれませんね。ワインというとフランスやイタリアのイメージですが、意外にもチェコの赤ワインは本場のワイン通には飲み易いと人気があるのです。寒暖差の大きいチェコのモラヴィア地方で作られるワインの質は世界的にも認められているとのこと。大量生産ができないために、日本ではなかなか見かけないので、現地で是非試してみてくださいね。

チェコ料理には、何かとスープがついてきます。そのため、スープの種類は豊富。日本でも定番のコーンスープ、タマネギスープやキノコスープからキュウリのスープまで。キュウリやトマトの冷製スープは夏の暑い日にはさっぱりとさせてくれるのでオススメです。ただ、このあっさりとしたスープの上に生クリームが乗っているのはこってり派のチェコならでしょうか。

こってり料理と繰り返していますが、それこそチェコには揚げ物を中心に油分たっぷりの郷土料理がたくさんあります。白身魚や豚肉を揚げた日本でも食べるフライはもちろんのこと、名物の揚げ物はチーズフライ。チーズそのものを揚げてしまった料理なんて、ちょっと信じられませんよね。揚げ物はこれまた濃厚な味のソースと一緒に頂きます。

そしてチェコに行ったら見逃せない伝統的料理がセドミクラースキー。筆者がチェコで出会った現地人数人に「チェコで必ず食べなければ帰れない料理」と勧められた一品です。ステーキのような柔らかい肉の上に、ソースとジャムのようなものが乗っていて、パンと一緒に食べます。筆者には見た目にも食感にもパンとしか言えなかったパンですが、現地人は皆「餃子」と言っていたのが不思議。ソースだけでなく甘めのジャムまで乗っているのがまさにチェコ料理ですね。

濃い味の料理が続けば、次は飲み物です。ビールと言うとドイツを連想するかもしれませんが、チェコではビールが水より格安!ビールを飲むならオススメしたいのがエッゲンベルグのビール醸造所に併設されているレストラン。町外れにありますが、300ミリリットルのビールが日本円にして約100円という破格の値段です。このレストランはビールだけじゃなく、メインもサイドメニューもとってもお手頃価格なのでオススメです!

観光名所だけでなくユニークな料理も尽きないチェコ共和国!お酒好きにも持って来いの国です。食べるのが大好きなあなたは是非一度訪れてみてくださいね。

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