世界を代表する中華料理のB級グルメ!香港に行ったら試してみたい庶民の味
格安航空の就航で、日本からのアクセスがぐっと便利になった香港。観光名所も多い香港ですが、誰もが見逃せないのはやっぱりグルメです。高級レストランから屋台まで、本場の中華料理の幅は広く、食べたいものを全て食べるのにはかなりの時間がかかってしまいます。今日は、香港で誰もが手軽に楽しめる庶民の味、B級グルメを紹介します。
思わず振り返ってしまうどこか懐かしい甘い香りが屋台からただよってきたら、きっとガイダンシャイ。香港の伝統的な定番駄菓子です。見た目はベビーカステラが繋がって一枚になったような面白い形。そのぽこぽこした形の中は空洞になっていて、噛むとカリッと良い音がします。生地が詰まっている部分はもちもちしていて、味も砂糖の甘みだけで味付けされたシンプルなもの。店によっては抹茶味やチョコレート味など、色々なバリエーションがあります。でも筆者のオススメはやっぱりオリジナル。観光しながらの食べ歩きにもオススメですが、おやつ時には行列ができるほど混雑することもあるので、すいてる時間を狙って購入しましょう。
香港のB級グルメを語るにおいて絶対に欠かせないのはワンタン麺。日本のワンタン麺というと、あのインスタントラーメンを思い浮かべそうですが、もっと弾力のあるワンタンにエビがたっぷり入っているところがさすが本場。店によってはエビ以外にも鶏肉や豚肉のミンチが入ったりします。ボリュームたっぷりのワンタンから肉汁があふれ出す瞬間は最高!大体日本円で500円前後とリーズナブルで、サイズも日本のラーメンのよりも少し小さめ。小腹がすいたときにさっと食べられるのも魅力です。
健康思考の人にオススメしたいのは亀ゼリー。名前だけでぎょっとしてしまいますが、亀ゼリーと呼ばれているのは日本語で、現地では「亀苓膏(グイリンガオ)」と呼ばれています。元々は絶滅危惧種になっている金銭亀が使われていましたが、最近では他の亀が使われていることがほとんど。お腹の部分を煎じて作られます。コラーゲンたっぷり!ということで、美容にも良いと女性に人気だそうですが、健康や美容に良いものって「良薬口に苦し」の言葉の通りなんですよね。後味がかなり苦いです。シロップや蜂蜜がついてくるので、それをかけて食べたら甘みがプラスされて少し食べやすくなります。滋養強壮の他、デトックスや便秘、喉の痛みにも効くようなので、一度試してみる価値はあるかも!?
香港で食べたいスイーツを代表するのはダウフファ。豆腐花という漢字を書きますが、中華料理=甘い豆腐スイーツとなると杏仁豆腐を想像してしまいませんか?ダイフファは日本人にはあまりなじみのないスイーツですが、牛乳を固めた杏仁豆腐に対し、豆乳が使われているのがダイフファです。杏仁豆腐と同じく、点心のひとつですが、豆乳が使われている分ヘルシーといえばヘルシーなのかもしれません。フルフルの食感で喉越しがよく、甘いシロップとよくあって美味しく食べられます!
中華料理は世界中どこでも食べられますが、その分本場の味を知ってみたくなりますよね。ネオンが一晩中光り輝く眠らない街と言われる香港では、明るいうちだけでなく、一日中食べ歩きを楽しむことができます。訪れた際には、気になったB級グルメを試してみてくださいね。
大学時代、将来の夢がなくても、英語が出来れば将来役に立つ!と言われた1ヶ月後、人生初海外のオーストラリアへ短期留学。自分がいた世界の小ささに気付き、そこから旅を始める。バックパッカーで旅をした総期間は3年。旅を通じて習得した英語を磨き、英語教授法TESOL習得後、英会話教師となる。旅中で出会ったフランス人と結婚し、現在1児の母。