恋人と行きたい目的地No.1!サントリーニ島でエーゲ海を臨む絶景
エーゲ海に浮かぶギリシャのサントリーニ島を知っていますか。様々なテレビ番組で取り上げられて、近年かなり有名になってきました。筆者も写真を見てから、いつか必ず行こうと決めていた場所の一つでもあります。実際に訪れてみると、サントリーニは全く期待を裏切りませんでした。
今日は、写真そのままの絶景が見られる美しいサントリーニ島を紹介します。
サントリーニ島に行くには空路と海路があります。首都アテネから国内線で飛ぶか、もしくはフェリーで一晩かけてのんびりと。筆者はエーゲ海の景色を堪能したかったのでフェリーを選びましたが、時間がある人にはオススメです。シーズン中にしか走っていない高速船なら5時間、フェリーならブルースターフェリーズで8時間。船は大きく、揺れもそんなにないので船酔いもさほど心配しなくて良いでしょう。サントリーニ島に着くまでに、深いコバルトブルーの海をゆっくりと進む船。パロス島とナクソス島を経由するので、観光地化されていない島の小さな村を船から見ることもできます。どちらにもエーゲ海の島特有の白壁の家が並び、旅に来た実感が沸いてくることでしょう。
サントリーニ島に近づいてくると、真横に絶壁が現れます。絶壁の上に立つ街を見て、この海からどうやってそこまで登るんだろうと思ってしまいますが、港について街へ向かいだせばその理由がわかります。山道のようにジグザグに登っていく道。視界がどんどん高くなり、美しいエーゲ海に浮かぶ島々を臨めるようになります。
島の中心はフィラと呼ばれるエリア。シーズン中には多くの観光客で賑わいますが、シーズンオフには半分以上のレストランやショップが閉まってしまいます。それでも、馬のキャラバンが街を横切っていったり、島の子供達でいっぱいのバスに揺られて移動したり、サントリーニ島の人々の暮らしがよく見られるのが良いところ。海沿いのレストランに行けば、目の前に浮かぶ火山島を見渡しながら食事を取ることができます。フィラからのエーゲ海の眺めも最高。
観光客としてのアクティビティを探すならフィラですが、サントリーニ屈指の絶景を見るために向かうのはイアというエリア。船から見た絶壁のてっぺんにあった町です。島の先っぽにあるイアは、美しいサンセットが臨めることで有名。崖に向けて斜めになった地面に、真っ白な建物が並び、建物の間を拭うように走る細い道と道沿いに咲く花壇の花。そして美しいターコイズブルーの屋根の色が街にとてもよく映えます。
斜面になっているため、イアの様々な場所から夕日を見ることができますが、人の少ないシーズンオフ中には絶景ポイントを独り占めできることも。エーゲ海にゆっくりと沈んでいく太陽の光が真っ白な街をオレンジ色に照らし上げ、波間に差し込む太陽の光はまるで階段のよう。その景色はとても幻想的でロマンチック。サントリーニ島の夕日を見ながらプロポーズなんてされたら最高でしょうね。ハネムーンにもぴったりの目的地であることは間違いありません。
美しい絶景だけでなく、サントリーニ島では小さい規模ながらも古代の歴史を今に伝えるアクロティリ遺跡もあります。火山島へのデイトリップなど、観光には事欠きません。機会があれば是非訪れてみてくださいね。
大学時代、将来の夢がなくても、英語が出来れば将来役に立つ!と言われた1ヶ月後、人生初海外のオーストラリアへ短期留学。自分がいた世界の小ささに気付き、そこから旅を始める。バックパッカーで旅をした総期間は3年。旅を通じて習得した英語を磨き、英語教授法TESOL習得後、英会話教師となる。旅中で出会ったフランス人と結婚し、現在1児の母。