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オーストラリアの秘境!アボリジニが愛する雄大な森を見渡すパノラマ

ふぅ

オーストラリアのフランクランド…というと、ケアンズにある世界遺産フランクランドアイランドがまず頭に浮かびます。星砂のビーチと呼ばれる美しい無人島で、それこそオーストラリアを代表する絶景のひとつなのですが、今日はほとんど知られていないオーストラリアにあるもうひとつのフランクランドの絶景を紹介します。

今回スポットを当てるのは西オーストラリアにあるマウントフランクランド国立公園。パースよりはるか南、およそ31000ヘクタールもある巨大な森を有するエリアで、人の手がついていない大自然が広がっています。

筆者がここに辿り着いたきっかけは、ウエストオーストラリア州南部で登山をしようと思って地図を広げた時に「マウントフランクランド」という名前を見つけて向かったことでした。山というからにはいくら広い森の中でも目立つはずだろうと思っていたのですが、行けども行けども森林が続くばかり。本当に山があるんだろうかと不安になりかけていると、突然目の前に巨大な岩が現れました。マウントフランクランドは、山と名のついた岩だったのです。このフランクランド山を中心に、周囲には短めのトレッキングコースが4つあり、マイナスイオンたっぷりの森林散策を楽しむ人々もいました。野うさぎが飛び出してきたり、野鳥が飛び交うトレッキングコースは歩いているだけでわくわくします。

長年の雨風による侵食の後が見られるなめらかな岩の表面には自然が作り出した美しい曲線が見られます。岩の上に登るには、設置されている階段を登っていくのですが、階段の手前には「天国へ登る階段」というサインが。下から見る限り、高い印象は全く受けなかった岩に登っていくと、そこには予想外の絶景が広がっていました。広大な森林が360度眼下に広がり、岩の端に腰掛けると、まるで森の上を歩いているような気分になります。このパノラマは実際に目で見てみなければわからない絶景!剥き出しになった岩と深い森はまさにオーストラリア内陸の大自然を代表する景色です。

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ちなみに、このマウントフランクランドはアボリジニの人々にとって昔から守られている場所だそうです。オーストラリアの内陸部には古くからアボリジニの人々が生活している場所や聖域と呼ばれる場所が多くあります。世界最古の民族アボリジニが守ってきた土地というだけで、雄大な自然美がさらに深い意味を持つものに感じます。オーストラリアの秘境へ、あなたも足を運んでみませんか。

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