赤毛のアンもびっくり?世界の食通を呻らすプリンスエドワード島
「赤毛のアン」の舞台を知っていますか?カナダの東に浮かぶ島、プリンスエドワード島です。赤毛のアンに憧れて、地球を半周ほども離れているプリンスエドワード島に行く日本人は少なくありません。でもプリンスエドワード島は、小説の中に出てくるグリーンゲイブルズだけが全てではなく、美しい自然が来る誰もを魅了します。赤土で出来た島の道路はコンクリートも赤茶色。芝生や森が広がる島の端に出ればコバルトブルーの海が広がります。そんなプリンスエドワード島で試してみたいグルメを紹介します。
カナダといえば国旗にもあるメープルシロップです。メープルシロップがどのようにできるかを知っていますか?メープル農家だけでなく、島では普通の家の庭にメープルの木がある家もみられます。そして驚くのが、木の幹から飛び出ている蛇口!えっなんでこんなところに蛇口!?と常識からはちょっと考えられない光景ですが、この蛇口をひねると、なんと木からメープルシロップが出てくるんです。メープルシロップはカナディアンの家庭にはなくてはならない味。小麦粉から作る手作りパンケーキにシロップをたっぷりかけた朝ごはんは休日の定番です。日本のホットケーキとは全く違う本場のメープルシロップのかかったパンケーキ、カナダでは絶対試したいグルメの一つです。
プリンスエドワード島の特産物というと、ムール貝。ほかにも新鮮なオイスターや高級食材にあたるロブスターが年間を通して市場に並んでいます。この新鮮な魚介類を振舞うレストランはもちろん、普通の家庭でも市場で直接買った魚介が色々な料理に変身します。プリンスエドワード島のムール貝は世界的にも認められているので、訪れたら是非一度試してみてくださいね。
そして週末に是非参加したいのがファーマーズ・マーケット!プリンスエドワード島の島民達が自分達で作った野菜やハーブ、民芸品まで様々なものを持ち寄り売っています。大量生産はされないオーガニックの食品など、ここでしか買えないものがいっぱい。島民の生活の一部にもなっているファーマーズ・マーケットは観光客用の価格設定というわけでもありません。プリンスエドワード島の肥沃な土地が生み出す美味しい野菜を買うならここです!
日本ではアンで有名なプリンスエドワード島ですが、世界的には食通におすすめの旅行先として知られています。訪れる機会があれば是非グルメを楽しんでみてくださいね。
大学時代、将来の夢がなくても、英語が出来れば将来役に立つ!と言われた1ヶ月後、人生初海外のオーストラリアへ短期留学。自分がいた世界の小ささに気付き、そこから旅を始める。バックパッカーで旅をした総期間は3年。旅を通じて習得した英語を磨き、英語教授法TESOL習得後、英会話教師となる。旅中で出会ったフランス人と結婚し、現在1児の母。