カウチサーフィンを利用する前に必ず知っておきたいリスクマネジメント

カウチサーフィンというのを聞いたことがありますか?2000年にアメリカから始まり、今や全世界に広がっている国際的なホスピタリティー・コミュニティです。海外旅行をする旅人に、家のソファ(カウチ)を寝床として提供してほしいというところから始まったカウチサーフィン。現在は7ヶ国語に翻訳されたウェブサイトを通じて、世界中の旅人達が利用しています。宿泊代が浮くというのは節約旅行のバックパッカー達には心強い味方とも言えますね。

ホスピタリティー・コミュニティと言うように、助け合い精神から生まれたコミュニティなので、ホストによっては寝床を提供してくれるだけでなく、食事を提供してくれたり観光に連れて行ってくれたりする人もいます。旅人にとって、こんな心溢れるサービスが無料っていうのはとても助かりますよね。しかし、モラルとして助けてもらったお礼ももちろん必要。筆者がカウチサーフィンを利用して寝床を提供してもらった際には、お礼として日本食を作ったりしていました。また、バックパックにはいつも筆ペンと紙を持ち歩き、ホストの名前を漢字で書いて感謝のメッセージカードを最後に残すのもとっても喜ばれました。カウチサーフィンを通して、現地の人と友達になり、その後ずっと連絡を取り続けて次はホストしてもらった相手をホストすることも。こんな風に新しい繋がりができていくのはとても嬉しいことです。

カウチサーフィンに登録すると、サーファー(旅人)にもホストにもなれます。ホストは寝床の提供だけでなく、住んでいる場所を訪れている旅人の観光案内をするだけでも大丈夫。旅人にとっては現地の人に、観光本には載っていないローカルな場所へ連れていってもらえることはよっぽどの価値があります。ホストはもちろんホストする相手を選ぶことができますし、予定も自由です。英語の勉強のために外国人旅行者をホストしているという人も珍しくありません。ホストも助け合い精神だけでなく、色々な目的があります。

この数年でカウチサーフィンの利用者は若者を中心に急増しました。誰もが無料で簡単に登録できるカウチサーフィン。これはとっても良いことなのですが、筆者はここに落とし穴があると感じています。残念なことに、カウチサーフィンを通して怖い経験をした人も今では珍しくありません。特に女性旅行者を狙った男性ホストによる性的犯罪などが目立ってきています。男性旅行者でも、金品を奪われるなどの事件が起きています。筆者はカウチサーフィンを通じて色々な人に出会いました。中には自分はゲイだから同じベッドで寝ても大丈夫だと言ってきたホストもいました。この記事で伝えたいことは、カウチサーフィンを利用して旅をするには「世間知らず」ではいられないということです。

旅のコストを下げたいがためにリスクを追うことはあまりオススメできません。しかし、良いホストにめぐり合えばカウチサーフィンを通してとても素敵な思い出を作ることができるのも事実です。そこで、利用する際に最低限注意しておきたいことをお伝えしましょう。

1.女性一人旅の場合は、家族か女性のみのホストを選ぶ
2.良い評価を数多く得ているホストを選ぶ
3.できれば、過去に評価をしているサーファーに連絡を取ってホストのことを聞いてみる

一番良いのは3番目。よっぽど恐ろしいことがなければ、ホストしてもらった以上良い評価をしてしまうのが人間です。でも、直接連絡を取れば評価欄には書かれていないことも聞けるかもしれません。

いかがでしたか。カウチサーフィンにはメリットもデメリットもあります。利用の際には、上手に利用して旅をもっといいものにしてくださいね。

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