出産後そのまま帰宅!?日本と海外先進諸国間の驚きの違いとは

Photo by baby balloons 5 by Charlotte, on Flickr

アグネス・チャンさんは3人のお子さんをお持ちですが、それぞれカナダ、アメリカ、香港で出産されているのを知っていますか。自身の出産経験と、日本の出産環境を比べて、日本の病院がどれだけ妊婦に優しいかということをテレビで話しておられました。出産事情は、その国の人でも出産経験のある女性でなければなかなかわからないことですが、実は日本と海外には色々なところで大きな違いがあるんです。今日は日本と海外先進諸国の出産事情を比べてみましょう。

筆者はニュージーランドで住み込みベビーシッターをしていた経験があるのですが、実は予定日よりも早く住み込みで家事手伝いなどをしていたため、ホストマザーが妊婦後期の時から赤ちゃんが生まれるまで近くにいる機会がありました。ある日、夜ご飯を食べ終わった頃、どうやら産気づいたみたい、と夫婦で病院へ。ワクワクとドキドキでその夜はなかなか眠れませんでしたが、翌朝起きるとまだお腹の大きなホストマザーがリビングにいました。昨晩は生まれなかったのか尋ねると、ホストマザーは笑顔で「生まれたわよ。ベットルームに赤ちゃんが寝ているわ」と。理解できずに軽くパニック状態でしたが、妊婦さんのお腹は誰もが産後すぐに小さくなるものではないのですね。当時出産経験の無かった筆者には新鮮な驚きでしたが、何よりも産後すぐに赤ちゃんとお母さんが家にいるというその状態は、かなり大きなカルチャーショックでした。午前1時に赤ちゃんが生まれ、午前4時には帰宅していたというのです。日本では大体5日は入院しますから、大きな違いです。なによりも、出産後帰宅して次の日から仕事をしていたホストマザーに驚きでした。

ところが、海外で出産後の女性がすぐに動ける理由が後々わかったのです。
日本ではそれほどメジャーになっていませんが、とりわけ先進諸国と言われる国では無痛分娩や和痛分娩がとても一般的。薬で陣痛の痛みを和らげたりするために、出産後の急激な体力低下などが見られないのだそうです。そのため、入院してもたった1日だったりすることも多く、帝王切開など特別な状況でない限りは日本ほど長く入院することはまずありません。また、日本では出産一時金という形で市町村から支給がありますが、海外では基本出産は無料。日本で無痛分娩を希望する場合は、場所によっては10万円を越えて支払う必要がある場所もありますが、出産費用が全てまかなわれる国では無痛・和痛分娩にかかる費用も含まれています。
女性として陣痛の痛みを味わいたいという理由から、無痛分娩をあえて行わない女性もいるといいますが、いざ出産となりその痛みに耐え切れずに途中で痛みの緩和ケアを始める場合も多く、結局無痛・和痛分娩となるケースが大半を占めるんだそうです。

ちなみに、出産までの妊婦検診にも国によって色々な違いが見られます。例えばフランスではエコー写真は妊娠4ヶ月に入るまでもらえなかったりします。最初の検診から、毎回の検診の度に写真がもらえる日本とは大違いですよね。しかし、この妊婦検診の費用も全て国がまかなう場合がほとんどである海外のケースを考えると、結局は日本で毎回もらえるエコー写真も妊婦が一部額を負担しているからもらえるのかもしれません。国がまかなう分、検査は必要最低限のものにしてあるのかもしれませんね。

いかがでしたか。出産に対する考え方は人それぞれですが、どんな形であれ新しい命が生まれてくる瞬間です。もしも違う国での出産を控えているとしたら、その国の出産環境のことをよく調べて、自分の希望の出産方法を伝えるようにしましょうね。

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