私流ニューヨークの休日の過ごし方
EMIRIの「自分スタイルのある生活」を目指すコラム第7弾です。
今回は、「私流ニューヨークの休日の過ごし方」をご紹介します。
私の休日はゆったり昼頃から、そして必ず美味しいものから始まります。
食べることが大好きな私にはやはりこの始め方がぴったりでしょう。
最近見つけたのがこちらの「Cup & Cup」。
ミッドタウンの中でもひっそりとした場所にある韓国系のカフェなのですが、可愛いクマなどのラテアートが人気な模様。
この日、私が頂いたのは「鳥の唐揚げとナスを甘酸っぱいあんかけに落とし込んだお食事プレート – 10ドル」。ニューヨークにしては良心的なお値段ですね。アイスコーヒーなら$1でセットにつけられるので尚更お得な気分に!
写真を撮りたくなるような可愛い盛り付けも魅力のひとつ。
Cup & Cup
15 E 31st St New York, NY 10016 (Bet. 5th Ave & Madison Ave)
(646) 398-9990
*支払いは現金のみ
お腹を満たした後は、メトロポリタン博物館にて8月14日まで開催されている「Manus x Machina」という手縫いや機械で作成されたドレスの展示へ行きました。
休日はアートに触れるのも私の好きなことのひとつです。
様々な想像を膨らませながらゆっくりとボーッと回るのが好き(笑)
ディオール、アレキサンダー・マックイーン、シャネルなど素晴らしい有名デザイナーの作品が数多く鑑賞出来ます。
こちらの展示で見て気に入ったドレスの写真を数枚ご紹介しますね。
数多くのスタイルのドレスを目の当たりにし、感化されました。
ニューヨークにいっらしゃる方はぜひこの機会に訪れてみて下さい。
The Metropolitan Museum of Art
1000 5th Ave New York, NY 10028
(212) 535-7710
http://www.metmuseum.org/
そして、休日というか、とある水曜日の夜は、私が衣装を担当したR&B歌手、Emi Matsushitaさんが出演の、アポロシアターで行われるコンテスト、「Amateur Night」に初めて行ってきました。
毎週水曜日に行われるこのコンテストは、事前にオーディションを通過した者しか舞台でのパフォーマンスを認められず、そこからまた度重なる観客による評価(声援の度合い)でチャンピオンが決定するというもの。
マイケル・ジャクソンもこのコンテスト出身者でもあるのです。
MCによるトークや歌、バンドによる生演奏、ゲストタップダンサーが会場を盛り上げ、子供の挑戦者の審査があり、そして大人部門へ。歌や踊りなど様々なジャンルがごったになって争います。
大盛り上がりの中、ショーは幕を閉じました。
Emiさんはとても素晴らしい声量と感情のこもった「I Have Nothing.」を披露してくれました。
残念ながら次のステージには進むことが出来なかったのですが、新しいファンがついたはず!
上を目指すアーティストを衣装選びという形で支えることができたことは光栄でした。
自分が以前アーティストだったせいもあって、現在アーティストとして頑張っている人をファッションの面などでこれからは後押ししたいと思います。
20ドルから券がありますし、アメリカらしく盛り上がれるショーですので、ニューヨークに来たらぜひ一度は足を運んでみて下さい。
Apollo Theater
253 W 125 St New York, NY 10027
(212) 531-5300
https://www.apollotheater.org/
次回は、「アメリカと日本のメイクアップの違い」について綴ってみようと思います。
イギリス、オーストラリアへのバレエ留学を経て日本のバレエ団に在籍した後、2004年よりニューヨークへ移住。NYのバレエ団で数年間活躍するも怪我により引退。その後は、NYエステライセンス、ピラテスマットインストラクター資格、FITよりイメージコンサルティング資格等を得るなど、美容、フィットネス、ファッションの分野を研究。現在は、Beautiform New Yorkを設立しSTYLEクリエイターとしてブログを執筆しつつも、LA/オーストラリア発のファッションサイト、DRESSLIの日本ディレクターを務める。2014年10月にはNHKのTV番組、「地球アゴラ」に出演。by.Sでは公式ライターも務めている。
Beautiform New York
www.beautiform-newyork.com