海外で暮らすための6つのヒント
EMIRIの「自分スタイルのある生活」を目指すコラムは今回で最後。
そこで最後の今回は、私が15年をこえる海外生活を経て感じたことをまとめてみます。海外生活に憧れている方、実際に始める方などにすこしでも参考になれば嬉しいです。
ちなみに髪の毛を短くしてみました。(気になった方はウェブサイトのブログをチェック)
そんな近況報告は置いておいて(笑)、、、本題に入ります。
英語について
英語は結局をいうと自分のことについて国境を越えて伝えることができるひとつのツールです。もちろん、文法や発音が美しいことに越したことはありませんが、自分が伝えたいと思うことを自信を持って伝えようとすることやその気持ちがいちばん重要だと思います。発音が悪いからと言って怖気付いて静かにしなくていいのです。当たってくだけろ精神で挑戦してみるとそのパワーに相手はついてきてくれます。他の言語でも同じでしょう。
気を長く持とう
海外で暮らしていると日本では当たり前な素晴らしい接客サービスやスケジューリングが当たり前ではありません。驚くくらい不便を強いられるときもありますが、個人的に解決できないことである限りいちいち怒っていては自分が老けてしまうだけなので深呼吸をしてスルーしてしまうことをお勧めします。最初はスルーをすること自体がとても難しいと思いますが、あら、不思議、いつの間にかそんなのへっちゃらになっていますよ。
察してもらえると思うべからず
日本では相手の気持ちを察することは比較的日常的に行われていると思いますが、海外ではそんなシステムはないと思った方が良いでしょう。解ってもらいたいことについてはきちんと会話で解決を。勝手に解ってもらえていると思っていると後になってアレレ?と言うことになり時間のロスをこうむってしまったりしますので注意が必要です。
日本でも最近度々ニュースになるドラッグ
ニューヨークでは道を歩いていると頻繁に大麻を吸っている人に遭遇します。もちろん、こちらでも違法なはずなのですがどうやら警察の取り締まりはそこに焦点をおいていないようで放置状態です。それだけ頻繁に遭遇するということは自分が関係しようと思えば、簡単ということ。ある日とつぜん、友達に勧められる可能性もあります。今はニューヨークの例を上げましたが、どこに行くにしろ、ものさしは人それぞれだと思いますが自分の身は自分できちんと守る意思を持って下さいね。
何のために来るのか
家庭の事情から海外生活を始める方もいますが、自分の自由で始める場合は、特に、何に挑戦したいのかをひとつは決めておくと充実した海外生活を送れると思います。その場合は英語習得よりもそれを一歩超えたものにした方が英語も身に付きますしプラスアルファが学べるのでオススメです。
ビザ
ビザだけはその国のルールに従ってきっちり取得しておくのが良いでしょう。人の心は移り変わることがありますから、もし後で何か他のことをやりたくなった時、合法的に滞在できていなければその機会を逃すことになってしまいますし、日本の家族に何かがあった時に大きな不便が生じることになります。
私が感じたことをつらつら書き連ねたコラム連載となりましたが、何かを感じて頂けていれば嬉しいです。「自分スタイルのある生活」を楽しんでいきましょう。1年間ありがとうございました!
イギリス、オーストラリアへのバレエ留学を経て日本のバレエ団に在籍した後、2004年よりニューヨークへ移住。NYのバレエ団で数年間活躍するも怪我により引退。その後は、NYエステライセンス、ピラテスマットインストラクター資格、FITよりイメージコンサルティング資格等を得るなど、美容、フィットネス、ファッションの分野を研究。現在は、Beautiform New Yorkを設立しSTYLEクリエイターとしてブログを執筆しつつも、LA/オーストラリア発のファッションサイト、DRESSLIの日本ディレクターを務める。2014年10月にはNHKのTV番組、「地球アゴラ」に出演。by.Sでは公式ライターも務めている。
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