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ポルトガルの古都ポルトで発見!質・味・価格全て揃った肉厚ステーキ

ふぅ

日本でステーキというと薄くて柔らかいステーキが一般的で、漫画に出てくるような分厚いステーキはあまり見かけませんよね。西洋人が日本へ来ると、肉質の違いに驚くと聞きますが、そもそも肉の切り方や血抜きの有無など西洋と日本の間には肉そのものに大きな違いがあるんです。ヨーロッパでは大きな塊肉のステーキも珍しくありません。せっかく旅行に行ったなら、そんなステーキにありついてみたいと思いませんか?

やっぱり肉厚ステーキは噛み応えもあって、ジューシー!血抜きがないため、ステーキソースは肉から染み出る血を使ってあるものもあります。と、いうとちょっとグロテスクに感じてしまうかもしれませんが、血の味がすることなんて全くなく、赤ワインと絶妙にマッチしてとても美味しいんです。そんなステーキは家庭でも出てくるほど、ヨーロッパでは日本よりステーキが身近にあります。スーパーでも大きな塊肉が売ってあるので、自分で焼いて食べてみるのも良いかもしれません。

でも、せっかくの旅行なので、レストランに行ってシェフが焼いたステーキを食べたいですよね。筆者はヨーロッパ諸国で色んなステーキを試しましたが、ダントツで美味しかったと記憶に残っているステーキがあります。それは、ポルトガルの古都ポルトで食べた分厚いステーキ。なぜこんなにも記憶に残っているかというと、その味や質だけじゃなくて、リーズナブルだったからです。同じユーロ圏でも、国によって物価はもちろん違い、スペインやポルトガルは他の国に比べて物価がかなり安いと言っても良いでしょう。同じステーキをフランスで食べていたら倍以上の値段がついていたかも。

筆者はいつも現地の人に美味しいレストランを聞き、一度お店に行ってみてメニューを見て、値段が許容範囲なら入ってみる、というスタイルをとっていました。そこで、ポルトでオススメのレストランを聞いて教えてもらったのが、ポルト中心部にあるアリャドスホテル付属のカフェ・グァラニー。観光地の中心部にあって、アクセスもとても良いはずなのに、後々調べてみるとガイドブックなんかにはほとんど載っていません。ポルトガル国内では高級レストランに属するかもしれない店内の雰囲気はクラシックな感じ。夜には、伝統的なポルトガル民謡のライブを食事をしながら楽しめちゃう、観光客には一石二鳥のレストランです!

ポルトガル料理はパプリカやバニラ、ピリピリと呼ばれる小さなトウガラシなど多種多様な食材が取り入れられていることが特徴です。アラブ人の支配下に置かれていた時代の歴史から、スパイスも多く使われています。筆者はコショウソースのかかったステーキを頼みましたが、コショウがかなりきつくてちょっとびっくり!それでも、ヨーロッパで食べたステーキで一番美味しかったと言えるステーキでした。もしポルトに行く機会があれば、是非試してみてくださいね。

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