勇気と好奇心旺盛な旅人必見!カンボジアのゲテモノグルメに挑戦しよう
リッチな海外旅行で豪華なレストランで現地のシェフが振舞う食事を堪能するなんて、きっと誰もが憧れるのかもしれませんが、冒険心で日本じゃ絶対に食べないゲテモノに挑戦したいなんて強者もいるんじゃないでしょうか?ゲテモノに挑戦するならやっぱりアジア。筆者は特にゲテモノ好きというわけではありませんが、なぜか食べなければいけないようなシーンが多かったカンボジアのゲテモノ料理を紹介しちゃいます!
近年、ブノンペンではカエル粥なるものが流行って、しかも値段もカンボジアにしては相当高い高級料理となってきているみたいですが、筆者は現地の農家の家でカエルを頂いたことがあります。縁があって招かれた都市部から離れた農家の小さな家は、6畳間あるかないかの高床式の木造の家の隅に手作りのコンロがあり、電気は全て手動のバッテリー駆動。スープが入るお皿がなかったのか、スープがビニール袋に入れられて出てきた時には驚きました。レストランで食べるカエルは割と細かく切ってあるようですが、袋の中には大きな腿がついたままのカエルの脚がぷかぷか。恐る恐る食べてみると…意外と美味!よく話に聞くとおり、まるでチキンのようにさっぱりとした肉で臭みはなく、スープもそれこそ鶏がらスープのような感じでした。見ていなければチキンかカエルかわからなかったかもしれません。カエルの丸焼きや肉と野菜を詰めたグリルなど、まるで鶏肉料理と同じスタイルの定番カエル料理もあります。これはどれも試す価値アリ!
市場に行くと、かなり色々なゲテモノが売られています。現地の人たちが「本当に美味しいよ!」と本気で勧めてくるのは、なんとタランチュラ。その横にはイナゴ。どちらも黄金色のカラメルソースが絡まっていて、まるでお祭りの屋台のりんご飴さながらに売られています。タランチュラは毒グモですが、もちろん毒は抜いてあるので心配は要りません。脚を食べてみると、硬いスルメのような感じ。胴体は…残念ながら筆者はその触感に飲み込めずに終わってしまいました。硬い脚に対して、ぶにゅっとした感覚は忘れられません。勇気のある旅人には是非試してもらいたいですね。
さらに驚いたのが、まるでポテトチップスをかじるようにスナック感覚で現地の人に食べられていたもの。なんと…ゴキブリです。素揚げされたゴキブリは触角が落ち、大きなザルに大量に入れられたものが量り売りされていました。スコップでざっくり、日本円にして10円くらいだったと思います。思わず後ろに飛びのいてしまった筆者の反応を面白がって、店にいたカンボジア人数人に「俺達のスナックを食べれば君も仲間だ!」と囲まれ…食べました。日本では叩くことすらできないゴキブリを。味と食感を一言で表すと、エビフライの尻尾に塩をかけたもの、です。意外とかなりシンプルな味だったゴキブリですが、さすがにその見た目から二匹目はいけませんでした。カンボジアではゴキブリの他にタガメも食べます。見た目はどっちもどっちですね。
他にも、ゲテモノ定番のいもむしや、蟻のスープなんて料理も存在します。冒険心に溢れる人はカンボジアに行ったら是非挑戦してみてくださいね。話のネタになる経験ができますよ!
大学時代、将来の夢がなくても、英語が出来れば将来役に立つ!と言われた1ヶ月後、人生初海外のオーストラリアへ短期留学。自分がいた世界の小ささに気付き、そこから旅を始める。バックパッカーで旅をした総期間は3年。旅を通じて習得した英語を磨き、英語教授法TESOL習得後、英会話教師となる。旅中で出会ったフランス人と結婚し、現在1児の母。