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試す価値アリ!新しいドイツ料理を発見できる屋台フード

ふぅ

フランス料理やイタリア料理は大体どんなものか、誰もが頭にイメージすることができますが、ドイツ料理と聞くとどんな料理か思い浮かべられますか?ドイツはあまり食にこだわりのない国民性なので、ドイツ料理というのが前に出てこないのかもしれません。実は、ドイツの家庭料理はシンプルで美味しいものが多いんです。屋台で食べられるファーストフードもドイツならではのものが多いのに、意外と知られていません。今日はドイツに行ったら食べてみたいドイツ料理を紹介します。

ドイツといえばビールとソーセージですよね。ドイツ定番のソーセージから、地域特有のソーセージまで、種類が本当に多くて、どれだけあるのかわかりません。旅行者としてドイツで食べてみたいのはミュンヘンの白ソーセージでしょうか。ヴァイスヴルストと呼ばれるこのソーセージ、皮を残して中身を取り出し、マスタードをつけて食べます。はっきり言って、中身は茹でられたミンチなので特にジューシーな肉汁が出てくることはありません。筆者がフレイブルグに行ったときには、現地の人にこれでもかと言われるほど勧められたソーセージがありました。ラングホテという長いソーセージ。確かにこれは白ソーセージよりパリッとしたグリル感があって個人的には美味しかったです。他にも地域ごとのソーセージがあるので、旅行先で郷土料理ならぬ郷土ソーセージを探してみてください。

そしてビール、これも種類が多すぎてとてもじゃないですが書ききれません。ドイツ人は水の代わりにビールを飲むと言いますが、本当にビールが安い!グラスで1.5ユーロくらいからあります。筆者はそんなにお酒に強いわけではありませんが、そんな筆者でも水のように飲めたさっぱりビールがアストラビール。レモネードとビールが一緒になっていて、喉越しの良いとってもすっきりした味わい。さすがドイツ、所々にビール醸造所があります。醸造所では作られている様々なビールを試すことができますので、ビール好きは見逃せません!

筆者が驚いた屋台フードNo.1はフィッシュパン。港の隣で売られていた、パンの間に半生の魚とたまねぎが挟まれたなかなか衝撃的なサンドイッチです。塩っ気の利いた魚からは磯のニオイがしていて、しゃきしゃきタマネギが臭みを取っている感じです。驚きの組み合わせですが、意外と悪くない味。これは見つけたら試す価値アリです!

北ドイツのリューベックで有名なのがマルチパンという洋菓子。見た目はまるでサンプルフード、もしくは人形。艶のあるリンゴや、キャラクターのおもちゃに見える全てが食べられるんです。砂糖とアーモンドを練り合わせたお菓子ですが、これは人によって好き嫌いに差がありそう。でも見た目がとっても可愛いのでお土産には最適です!

カートッフェルズッペというスープは冬のドイツでオススメ。ジャガイモのスープで、地域によってベーコンや牛ランプ肉が入ったりします。ドイツ全土の家庭でもレストランでも食べられている優しい味で、まろやかな口当たりが特徴です。栄養満点なこのスープ、雪の降る寒いドイツに欠かせない一品です。

そしてツヴィーベルクーヘンという野菜ケーキ。見た目はまるでデザートですが、甘くはなく野菜そのものの味を塩で引き出したナチュラルテイスト。レストランで注文するとこのケーキにさらにたくさんの野菜がついて出てきます。ヘルシー思考の人に是非試してもらいたいドイツの家庭料理です。

いかがでしたか。まだまだドイツならではの料理がドイツにはたくさんあります。観光中に屋台を見つけたら、何を売っているか覗いてみてくださいね。新しいドイツ料理を発見できるかもしれません。

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