出会いは旅の醍醐味!HelpXで仕事を手伝いながら旅をしよう
バックパッカーとしての長旅をするためには色々な手段があります。例えばワーホリビザを取って、現地で働きながら移動する。またはホステルなどの安宿を渡り歩いたりキャンプをするなどで宿泊費を節約しながら旅を続ける。三食の食事代だって考えなければいけませんよね。そんなバックパッカーに是非オススメしたいサービス、HelpXを紹介します。
HelpXとは助け合うという意味のヘルプ・エクスチェンジから来ている言葉。ヘルパーがホストの仕事を手伝う代わりに、宿泊と食事を用意してもらうというコミュニティです。農家にファームステイして働く代わりに宿泊させてもらうWWOOFと似ていますが、農場に限定されるWWOOFとは違い、HelpXは何でもアリ。主なホストには農家はもちろん、B&Bやホステルなんかがあります。仕事内容も多岐に渡り、例えばベビーシッターや介護のお手伝い、レストランのお手伝いなどホストによって様々。土いじりはあんまり好きじゃないという人も、HelpXなら自分に合った仕事を提供してくれるホストが見つかります。
条件はホストによって異なりますが、大体一日4時間から6時間働く代わりに、宿泊と食事を世話してもらえます。朝早くからみっちり働いて昼からは自由にできたり、週末の休みなどももらえるので、自分の時間もしっかり取れることがポイント。あくまで旅人ですから、仕事中心になってしまっては見たいところを見て周れませんよね。いくら宿泊代と食事代を浮かせるからと言っても、そのために一日働いているのでは意味がありません。
さらに、短期間でも受け入れ可能なところが魅力の一つ。いつから何人でどのくらい働くかは、直接ホストに連絡を取って相談して決めます。ホストの了承を得れば、たった1日でも大丈夫。旅にあんまり時間の余裕がない人でも利用できるのが嬉しいですね。
ホストによっては数人のヘルパーを一度に受け入れているところもあります。特に農家やホステルなどでは宿泊スペースが十分にある上、人手が必要なことも多いためでしょう。ヘルパーはほとんど旅人。一緒に仕事をしたことをきっかけに意気投合して、その後の旅を一緒に続けるなんて出会いもあったりします。新しい出会いは旅の醍醐味。ホストとの出会いはもちろん、ヘルパー同士の出会いも素敵なものになるかもしれません。
HelpXは登録制。無料のメンバー登録が可能ですが、ホストに直接連絡を取るためにはプレミアメンバーにならないといけません。プレミアメンバーになるためには20ユーロかかりますが、その後2年間、どこの国でもHelpXのサービスを利用することが出来ます。ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アメリカが主ですがインターナショナルページにはその他たくさんの国が登録されています。ホストからローカルの人しか知らない情報が聞けたりする点も旅人には魅力的ですよね。世界を股にかける旅人にほどオススメです!
メンバー登録はカップルや友達同士でも可能。登録料は代わりませんので、誰かと一緒に旅をするという人も是非HelpXの利用を考えてみてくださいね。きっと素敵な思い出ができますよ!
大学時代、将来の夢がなくても、英語が出来れば将来役に立つ!と言われた1ヶ月後、人生初海外のオーストラリアへ短期留学。自分がいた世界の小ささに気付き、そこから旅を始める。バックパッカーで旅をした総期間は3年。旅を通じて習得した英語を磨き、英語教授法TESOL習得後、英会話教師となる。旅中で出会ったフランス人と結婚し、現在1児の母。