スペイン・サラマンカはかわいい街
2008年 デニス・クエイド主演の「Vantege Point ヴァンテージ・ポイント」を見たことありますか?
内容は、テロ撲滅の国際サミットを、ここスペイン・サラマンカで開催中、マヨール広場の大聴衆の前でスピーチをしようと演台にたった米大統領が狙撃され、大混乱の中爆発が起こり、演台の下に仕掛けられていたた爆弾がさらに爆発するという事件を、現場にいたいろんな立場の8人の視点から明らかにしていくサスペンスアクション映画。
当時、この映画の宣伝がテレビで流れるたびに、懐かしさと嬉しさで心が踊ったのを覚えています。
サラマンカにはヨーロッパ最古のサラマンカ大学があり、国内外からたくさんの学生が集まります。そのサラマンカ大学で学んだ学生の中には、なんと「ドン・キホーテ」の著者セルバンテスやアメリカ大陸発見のコロンブスなど、多くの著名人も名前を並べています。
どのくらい古いかというと、1215年に築かれたので800年の歴史があるというわけです。
このサラマンカ大学と旧市街がユネスコの世界遺産に登録されています。
サラマンカの旧市街に、どっしりとした品のあるカテドラル(大聖堂)。
12世紀のロマネスク様式の旧カテドラルと、16世紀~18世紀にかけて造られたゴシック様式の新カテドラルを、カテドラルの裏側にある秘密の庭園から見る眺めが私は大好きで、誰にも知られたくない穴場!!! と思っていたら、わりと知られた庭園みたいです(笑)
夜にライトアップされたカテドラル、花の季節のカテドラル。
私はこのサラマンカのカテドラル(大聖堂)が、一番綺麗だと思っています。以前サラマンカに住んでいた時、バスで何処か旅行に行き、戻って来る時に街の外から見た夜の美しいカテドラルに、激しく感動したのです。
それ以来、どこのカテドラルを見てもサラマンカのカテドラルが、今だにNo.1です!
そしてここが、映画「Vantege Point ヴァンテージ・ポイント」の爆破シーンに使われた、マヨール広場。
なぜこんなにたくさんの人が集まっているかって?
みんな、日向ぼっこをしているんです。ただ、それだけ。
18世紀初めにフェリペ5世が、曲線や彫刻を用いて、豪華な装飾を施したチュリゲラ様式の広場。この広場は本当に素敵な広場です。広場にはたくさんのレストランやバルが並び、人々の集いの場にもなっています。
雰囲気が優しく、のんびりした時間がいつも流れる気持ちの良い場所なのです。
マヨール広場は他の都市にもありますが、カテドラル同様、ここは私の中でNo.1のマヨール広場です!!!
それは、夜のライトアップされた広場の美しさを見れば一目瞭然です。
仮面の二人は、置いといて…
マヨール広場を照らす光が、石畳に反射してとても綺麗です。
サラマンカは、学生の街で大学生もいれば、短期の語学留学でくる学生も多く、夜になればバルが立ち並んでいる通りがあるのでバルのはしごをしたり、ディスコも沢山あるのでディスコのはしごをして楽しみます。本当に勉強しているの?って感じですが。
冬は寒く、雪も降ります。マンションの暖かい部屋から外の雪の景色を見るのも、心がほっこりとても心地の良い時間です。
小さな可愛い街サラマンカへぜひ訪れてみてください。
マドリッドから電車またはバスで、2時間30分~3時間ほど。ポルトガルにも近いので、ちょっと足を伸ばしてポルトガル旅行もしてみてはいかがですか?
はじめまして。愛知県の味噌の町からはるばる、情熱の国スペイン・バルセロナへ、スペイン人の相方と笑いと愛とユーモアたっぷりの人生を楽しむために移住しました。只今、そちらに専念中のakubiです。そして今スペイン・日本をもっともっとたくさんの方々に知ってもらうことに全力で挑戦中です。
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