NY老舗ブランド「ヘンリベンデル」~NYのエリート紳士が世の女性を魅了し続ける理由~
“NYに旅行に行ったらこのお店で買い物したい!”
というブランドはありますか?
ケイト・スペード?
マイケル・コース?
ラルフ・ローレン?
では、このストライプ柄と洗練されたイラストがキャッチーで
特徴的なブランドをご存知でしょうか?
こちらは「Henri Bendel」(ヘンリベンデル)というNY発のブランド。
キャッチーでキラキラなアイテムが女性の心を鷲掴みにしています。
先に上げた名だたるブランドが、どれも1950年頃に始まった新しいものであるのに対し、このヘンリベンデルは1895年創立の老舗。
1895年といえば、あの老舗百貨店メイシーズ、ブルーミングデールズ、ティファニーの創立時と近い頃です。
どのアイテムにも、見えないところに施されているブラウンストライプ、そして他のブランドにはないニュートラルカラーの色使いは、まさにNYの街並みを彷彿とさせ、100年の歴史の深みと味わいを引き立てています。
NYのファッションシーンを牽引し続け、今も尚、流行の最先端を走り続けるこの老舗が、なんと現在も日本未上陸。
そんな魅惑のヘンリベンデルを、現地よりたっぷりご紹介します!
<目次>
世界の女性を魅了する3つの理由
ヘンリベンデルは五番街のファッション革命児だった
女性を魅了し続けるNYエリート紳士の想い
◆ヘンリベンデルが世界の女性を魅了する3つの理由
1. アイテムジャンルとバリエーションがとにかく多い!
通常の高級ブティックのラインナップといえば、アクセサリー・洋服・食器・小物類・ハンドバックといったところ。
一方ヘンリベンデルは、文房具からiPhoneケース、ペット用品まで様々。しかも、ただ取り揃えているだけではありません。各ジャンルどれをとっても、そのバリエーションの数がとても多いのです。
例えば、手帳は大小合わせて10種類、
iPhoneケースはなんと80種類もあるんですよ!
もともとは帽子店だったヘンリベンデルが、ここまで商品ラインナップを充実させているのは、その歴史の長さと顧客から愛されている何よりの証拠。
2. 高級ブランドなのに…驚きのプライスとセールの多さ
驚くべきは高級ブランドでは考えられない控えめなプライス。なのにけっして安っぽさではなく、むしろ徹底的な顧客志向精神が垣間見えます。
ベストセラーであるジェットセッターは日本円でおよそ3万円、お財布の平均価格は2万円。
さらに、リアルストアでも公式オンラインストアでも“年中”キャンペーンやセールを開催しているんです。(公式サイトからメールマガジンに登録すると、最新情報が常に届きます)
今回、私は取材と称して(笑)ブラックフライデーを始めとするホリデーセールに行ってみました!
店内は、ファッションのわくわくがギュッと詰まったきらびやかな空間。映画「お買い物中毒の私」の冒頭で主人公レベッカがショッピングを楽しんだあの場所です。
私はNYで生活を始めてからカードしか持ち歩かなくなり、小さなお財布がほしいと思っていたので、こちらを購入。
ブラックフライデーセールでは、この新作シリーズを含めた全品が30%OFF。
さらに、次のお買い物で使える20%割引カードが付いてきました。どこまでサービス精神旺盛なんでしょうか…!
3. 海外YouTuberが口を揃える機能的な使いやすさ
海外のYouTuberがヘンリベンデルのお買い物レポをしているのを観ると、皆がこぞって言っていることがあります。
それは、
「上質素材で高級感があるのに超機能的、使いやすい」
ということ。
高級ブランドは少々扱いにくいもの、というイメージがある方は少なくないはずです。
そんな中、ヘンリベンデルの商品はどれも「実用性」を兼ね備えていて、まさに才色兼備。
ハンドバッグやお財布・カードケースには、プラダに採用されていることで有名な、キズや汚れに強く発色が綺麗なサフィアーノという高級レザーが使用されています。
そんな上質なハンドバッグの内部には、小分けポケットやファスナ―ポケット。
私が購入したミニお財布ももちろん例外ではありません。
さすがNYの老舗、カード社会のライフスタイルを熟知した造りなのです。
『カードは数枚入れたいけど、チップやお釣り用に紙幣やコインを入れる場所も欲しい』
『地下鉄のカード入れは必須』
そんなNYの特徴ある生活のニーズを完璧に満たしています。
しかも、レザーなのに開封がなめらかなのは、プラダの上をいくと思いました。
(私はプラダのサフィアーノが使いにくくて手放してしまった経験があるので、これには正直驚きです。)
他にも、あのテイラー・スウィフトが愛用していることでも有名な、海外の女性に大人気のジェットセッター(リュック)は、3wayで使用できるうえに、安全を考慮して背中にあたる部分にもポケットが付いているという繊細な機能性。
他にも、お財布には取外し可能なカードケースが付いていたり、ポーチはビーチでも使えるビニル素材のバリエーションが豊富だったりします。
◆ヘンリベンデルは五番街のファッション革命児だった
現在、錚々たるブランドが立ち並ぶ五番街の一等地(ティファニー、トランプタワーの向かい)にある旗艦店は1907年に建てられ、ニューヨーク市の歴史建造物に指定されています。
もともとは1895年、当時27歳だったベンデルが五番街南端の“グリニッジ・ヴィレッジ”で始めた帽子店。
創立後すぐに、信頼のおける彼のテイストがNYの上流階級を魅了し、高級ブティックとして確立しました。
実業家であり、デザイナーであるベンデルの活躍は加速します。
あの五番街に初めてオープンした高級ブティックは彼のお店なんだそう。
定期的なセールや店内での仕立てを始めたのも、ファッションショーを開催したのも、ヘンリベンデルが初でした。現在、世界屈指の買い物ストリートとして認知されている五番街の創始者と言ってもよいでしょう。
1930年にはココ・シャネルのアメリカ進出にも大きく関わった人物であり、実業家としても影の大物です。
ベンデルの凄いところは、そんな革新的な偉業を次々と成し遂げるビジネス紳士としての顔と、優れたデザイナーとしての才能を持ち合わせていたことでした。
似たようなラインナップのケイト・スペードやマイケル・コースとの違いは、彼が当時取り入れた最新のパリのオートクチュールデザインの名残りでしょう。
100年以上経った現在も輝きを増しながら、ファッションを愛する全ての女性を喜ばせるために実験と改革を起こし続けているとのこと。
今では全米29店舗に広がっているものの、海外未進出。
◆女性を魅了し続けるNYエリート紳士の想い
日本で人気が出たのは2007年、海外ドラマ「ゴシップガール」の中で、たびたびショッピングシーンがあったこと、映画「お買い物中毒の私」冒頭の重要なシーンで扱われたことからです。
あの特徴的なブラウンストライプの紙袋や帽子ケースが気になっていた方も多いのではないでしょうか?
ファッション好きな女性を喜ばせるために、類まれな“時代を読む力”によって革命を起こし続けてきたからこそ、創造性溢れるエネルギッシュなNYの歴史とともに存在感を増してきたブランド。
その歴史を辿ってみると、ヘンリベンデルという1人のビジネスマンの革新的な考え方や、ファッションを愛する女性を喜ばせたいという紳士なサービス精神が、ショップやアイテムの至るところに見てとれました。
さらに、「最強に顧客志向」の精神はオンラインストアにも。
なんと定期的に「全世界送料無料」のキャンペーンをすることもあるんです。
五番街本店の雰囲気そのまま、見ているだけでもわくわくする、まるで宝石箱のような公式サイトも是非覗いてみてくださいね。
エリート紳士ベンデルの、女性を喜ばせたいという一途な気持ちは、充実の歴史とともに
ここNYから世界の女性を魅了し続けています。
♡おまけ♡
五番街本店では、購入するアイテムに好きなイニシャルの刺繍・刻印をしてもらえるモノグラムサービスがあります。通常でも5ドルと格安ですが、ここは紳士ベンデルの優しさ、無料キャンペーンをしていることも多いのです。
お気に入りのアイテムを自分専用にカスタマイズしてみては?
【公式サイト】
http://www.henribendel.com/
【NY旗艦店】
住所:712 5th Ave, New York, NY 10019
電話:(212) 247-1100
営業時間:10:00~20:00(日曜は12:00~19:00)
※祝日やイベントがある時は営業時間が変動します
Miely(ミーリー)/元国際線CAライフコーチ
“ポジティブ心理学”で「あなたのままですんなりと夢を叶えていく」メソッドをNYマンハッタンから発信中!元外資系航空会社 客室乗務員。
現役CA時代の記事はこちら
ブログ・Facebook毎日更新中!
ブログ「元CAニューヨーカーの夢を叶えるときめき心理学」
Facebook「嶋倉りえ」
Twitter「@miely_ny」
Instagram「@fab_bruna」