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ライバーアプリのリモ活で海外移住の夢を叶えた大学生さん(20歳・東京都)にインタビュー

ライバーアプリのリモ活で海外移住の夢を叶えた大学生さん(20歳・東京都)にインタビュー
SEKAI STORY

友美さん(20歳・女性・東京都・大学生)への取材インタビューです。

海外移住の夢に向かってポコチャで稼いでいる友美さん。タイミーの収入をライバーアプリの報酬が上回り、副業が本業になったそうです。

お話を聞いた人
プロフィール 友美さん(20歳・女性・東京都・大学生)
リモ活の頻度 ほぼ毎日
時間帯 夕方~深夜
主な相手 誰でも
よく使うサイト ポコチャ
道具 リングライト、三脚
やり方 英語力を活かしたニッチな配信
工夫した点 帯の目標をきちんと伝える、お願いする

リモ活に興味を持ったきっかけ

――はじめに、友美さんがリモ活に興味を持ったきっかけを教えてください。

直接の理由は、海外移住や海外旅行をするための貯金をしたかったからです。ファストフード店で普通のアルバイトもしていましたが、いずれは旅行先でも稼げるようになりたかったので、リモ活に興味を持ちました。最近の大学生は、みんな普通にやっているので。

――いわゆるライバーアプリで、リスナーとして視聴したことはあったのですか。

はい。昔から、イチナナやTikTokは流行っていたので、リスナー側はもちろんですが、ライバー側になるのも抵抗はありませんでした。高校生の頃は、通勤チャットレディをした経験もあるので。

――海外移住の夢は、いつ頃から、どのようなイメージを持っていましたか。

高校生の頃から、漠然と、英語圏で暮らしてみたいという憧れはありました。海外ドラマや映画の影響が大きいと思います。大学に入ってからも英語の勉強をしつつ、アメリカやオーストラリアへ旅行しましたが、やはり、旅行者ではなくいつかは移住してみたいという夢は常に持っていました。

――海外移住が実現したあと、現地のお仕事ではなく、リモ活をしたいと思った理由はなんですか。

もちろん、移住の夢が叶ったら、現地のお仕事をしたいと思っています。でも、すぐに安定した収入を得るのは難しいと思いますし、安定収入を得たとしても、副業があれば強いですから。

実際のライバーアプリはこんな感じ

――実際の配信は、どのような内容ですか。

私の場合、英語系で差別化しています。歌配信や演奏配信などをしている人は多いですが、英語系はまだライバルが少ないので。

――具体的に、英語をどう活用しているのですか。

基本的に、日本語禁止の配信です。リスナーさんも英語学習者さんが多いので、英語で雑談をしたり、スキルのあるリスナーさんがちょっとしたレッスンをしたりしています。

――ライブ配信で英会話レッスンをするのは新しいですね。

それほど多くはありませんが、英語系のライバーさんはちらほら見かけますよ。

――主に、ポコチャやビゴライブを使われているそうですが、報酬を増やすための工夫などはありますか。

どのようなアプリでも、やはり固定のリスナーさん、コアファンさんを増やさないと収入アップはできません。特に、ポコチャの場合はランクメーターがあり、下がってしまうと時給も下がります。ランクを上げたり、維持するために、リスナーさんにお願いするのが辛い、しんどいと悩むこともありました。

――ポコチャの配信が辛い、疲れたと感じた時期に、どのように克服されましたか。

まだ答えは見つかっていませんが、私の場合、帯を維持したいという目標をはっきりと伝えるようにしています。こちらの目標や意思を具体的に伝えた方が、応援してくださる方にとっても分かりやすいと思いますし、達成したときに一緒に喜びを共有できます。

――結果的に、スキマバイト(スポットワーク)をされていた収入を、ライバーアプリの報酬が上回ったのは、どのようなタイミングでしたか。

配信に慣れてきて、帯を維持できるようになったあたりから、時給がスキマを上回りました。

――実際に、旅行先からも配信をされているそうです。

もともと、海外でも稼げる手段を探していたので、国内旅行をするときも海外旅行をするときも、常に配信できる準備をしています。帯を維持するためにも、なるべく配信をお休みしたくないので。

――Wi-Fiさえあれば、旅先のホテルからでも問題なく稼げますか。

はい。Wi-Fiの速度が遅いとストレスに感じることもありますが、最近は海外でも問題なく繋がる気がします。

――海外から日本のリスナーへ配信するときに、なにか心がけていることはありますか。

基本的に、ライバーがどこにいても同じように稼げると思います。ただ、時差があるのは確かなので、日本のピークタイムに合わせたり、あえてずらして、ライバルが少ない帯に配信することもあります。

――英語系の配信をしているとのことですが、逆に、英語が分からない人への配信はしますか。

英語が全く話せない人や、そもそも興味がない人もいると思うので、英語配信は曜日を決めてやるようにしています。それ以外の日は、日本語で雑談配信をするときもあります。

ライバーの確定申告とマイナンバーについて

――ライバーとしての収入が本業を上回ってから、税金対策にも興味を持たれたそうです。

お恥ずかしい話、税金の知識は全くありませんでした。どこか、自分とは関係ないイメージがあったんですよね。

――どのようなきっかけで、確定申告に関心を持ったのですか。

ライバーでも、スキマバイトでも、一定の収入を超えると親の扶養から外れてしまうこと、確定申告が必要になることを知ったからです。収入が少ないうちはバレないと思いますが、マイナンバーを登録するようになったら少額でもバレるそうです。

――確定申告のために、なにか準備をしていることはありますか。

昔は全く気にしていませんでしたが、今は経費を意識するようになりました。ただのライブ配信でも、リングライトや三脚はいくつか必要ですし、衣装代も経費に認められるかもしれません。

――稼げるようになってしまうと、税金がめんどうだと伺いました。

難しいのでとてもめんどうですが、それよりも、稼ぐことに集中しています。ランクが上がってもっと収入が増えれば、プロの税理士さんにお願いすることもできるので。

(出典:ポコチャで扶養の範囲を超えてしまい確定申告に挑戦した主婦ライバーさん(30歳・東京都)にインタビュー|リモ活女子の知恵袋

編集後記

今回は、海外移住の夢を叶えるために、ライバーアプリで貯金をされている友美さんにお話を伺いました。

大学生でもできるスマホバイトとして、ライバーは定番の一つですが、ライバルが多くて難しいのも事実。

そこで、英語系という独自のジャンルで稼いでいる点がとても強いと思いました。

実際、タイミーを使って某チェーン店でアルバイトをされていたそうですが、そのバイト収入をライバー報酬が上回り、副業が本業になったとのこと。

スマホに強い大学生ならではの新しい稼ぎ方と言えます。

納税の心配をするよりも、今は稼ぐことに集中しているという言葉が印象的でした。

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