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見せ合いできる「海外ビデオチャット」で暇つぶしと英語学習を両立するイマドキ学習者さん(40歳・男性)にインタビュー

見せ合いできる「海外ビデオチャット」で暇つぶしと英語学習を両立するイマドキ学習者さん(40歳・男性)にインタビュー
SEKAI STORY

中町さん(40歳・男性・茨城県・公務員)への取材インタビューです。

海外ビデオチャットを活用して、暇つぶし目的の見せ合いと、英語学習を両立させている中町さん。海外サイトと無料サイトそれぞれの、ビデオチャットの使い分けのコツを伺いました。

お話を聞いた人
プロフィール 中町さん(40歳・男性・茨城県・公務員)
海外経験 海外旅行を数回
英語レベル TOEIC800点
学習法・期間 オンライン英会話のみ、3年以上
よく使うサイト ストチャなど
道具 PCまたはスマホ
やり方 ほかのユーザーさんの発言から学ぶ
工夫した点 暇さえあればサイトを開き、リスニングしている

英語への憧れと、見せ合いのきっかけ

――はじめに、中町さんが海外生活や英語学習に興味を持ったきっかけを教えてください。

英語には、学生時代からコンプレックスがありました。義務教育では平均以上の英語レベルでしたし、大学時代にはいわゆる大学入試レベルの知識はありました。でも、学生時代から英会話、つまりアウトプットが苦手で、人前で英語を話すことにコンプレックスがありましたね。

――海外生活や留学など、英語を使う機会はありましたか。

いいえ。全くありませんでした。社会に出て公務員になってからは、外国人が増えたこともあり簡単な英語で対応する機会は増えましたが。でも、難しい議論をする必要はないので、高い英語力は求められません。むしろ、ちょっとした英語での窓口対応をするだけで、同僚からは尊敬されましたし、外国人が来ると私が呼ばれるようになりました。正直、ちょっと誇らしい気持ちもありましたね。

――英語を使う機会がまだまだ少ない中、英語学習を再開しようと思ったきっかけはなんですか。

漠然と、英語力の低さを痛感したからです。先ほどもお話したように、学生時代からコンプレックスはあったものの、高い英語力が必要とされる場がなかったので、上達の必要性も感じていませんでした。でも、ふと海外ドラマや映画、YouTubeなどを見ているときに、本場の英語に全く付いていけないことを再認識させられたんです。とても恥ずかしかったですね。

――それで、漠然と英語への意欲を持っていたのですね。

はい。

――ちなみに、本場のネイティブ英語に耳を慣らすために、海外ビデオチャットを利用されているという工夫をお聞きしました。

最初は、英語学習のためではなく、ただの暇つぶしが目的でした。公務員という職業柄、仕事は定時に終わりますが、昔から無趣味だったので、やることがなさすぎて暇を持て余していました。でも、一人でなにかに没頭したいというよりも、「誰かと話したい」「知らない人と通話したい」とふと感じて、いわゆる海外ビデオチャットで、見せ合いサイトを試したのがきっかけです。

――ナチュラルスピードの英語に、付いていけましたか。

いいえ。英語教材や、オンライン英会話の英語は聞き取れるのに、ネイティブが普通に話すスピードには全く付いていけませんでしたね。それが逆に、モチベに繋がりましたが。

――英語への漠然とした憧れと、暇つぶしのツールだったビデオチャットとの融合で、楽しみながらインプットする自己流を見つけたのですね。

そうです。

――ちなみに、なぜ、数あるビデオチャットの中から、ストチャを選んだのでしょうか。

特にこだわりがあった訳ではありません。ふと海外サイトを探していて、最初に見つけたのがストチャでした。もともと海外サイトなので外国人が多いですが、最近は日本人の配信者も増えていますよ。

実際のビデオチャットでの見せ合いはこんな感じ

――実際に、ストチャではどのように配信者を選びますか。

特にこだわりはなく、その時々に配信している人の中から、感覚で選びます。でも、雑談をせずに音楽を流しているだけの人もいるので、とりあえず、雑談系の人を探します。

――配信の中では、どのように楽しまれていますか。

基本的には、配信者の英語をリスニングしています。あとは、ほかの視聴者の発言も英語学習になりますよ。ネイティブのスラングが満載です。略語なども飛び交っていて、教材では学べない英語に触れられます。

――課金はどのくらいされますか。

基本的に、ストチャは視聴無料なので、ただリスニングしているだけならお金はかかりません。でも、配信者になにかリクエストをするときは、チップを使うのがマナーです。

――基本無料なら、気軽に試せますね。

受け身で視聴するだけなら、無課金でも楽しめます。でも、双方向カメラのビデオチャットで見せ合いをするなら、海外サイトよりも国内サイトの方が向いていると思います。

――国内サイトも併用されますか。

はい。英語のためではなく、日本語でただ雑談したいときは、普通に日本のビデオチャットで遊びます。1対1なら他のユーザーを気にせず見せ合いできるので。

――国内サイトでも、やはり無料が基本ですか。

いいえ。無料サイトは危険なので、必ず有料課金しています。

――有料サイトでの見せ合いは、どのくらい課金されますか。

例えば、私がよく遊ぶ「ライブでゴーゴー」の場合、ツーショットが1分143円なので、60分で8,580円になる計算です。これを高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれですが、眠れない夜や、暇すぎる夜に、知らない人と見せ合えるなら安い娯楽だと思います。

(参考:ビデオチャットサイト「ライブでゴーゴー」の遊び方、料金、無料ポイントを徹底解説!|ビデチャしようよ!

無料ビデオチャットの危険について

――海外サイトも国内サイトも、無料は危険というお話をされていました。

はい。無料サイトは危険です。私も、昔は無料のビデオチャットで遊んでいました。「斉藤さん」みたいなアプリは山ほどありますから。でも、有料アプリに比べるとユーザーの質が低いので、タイパを考えるとあまり良いとは言えません。

――実際、無料サイトのデメリットはどこにあると思いますか。

とにかく、無料サイトはイタズラや冷やかしが多いですよ。暇つぶしが目的なのはこちらも同じですが、そもそも、まともに雑談をする気がない人も普通にいますから。いきなり暴言を吐かれたりすると、暇つぶしどころか気分を害しますよね。

――ほかにも危険はありますか。

あとは、普通に怪しい業者も混ざっています。例えば、見せ合い希望だったのにいきなりLINEを交換させられて、友達登録した途端に怪しいサイトに誘導されるパターンもありました。

――確かに、確実に雑談ができるのは、有料サイトのメリットですね。

イタズラや冷やかし、怪しい業者に対応する手間を考えたら、有料サイトで遊ぶ方がよっぽどタイパがいいですよ。

編集後記

今回は、海外ビデオチャットを活用して、暇つぶしのための見せ合いと、ネイティブ英語のリスニングを両立させて楽しんでいる中町さんにお話を伺いました。

英語教材やオンライン英会話は、学習者向けの英語しか流れてこないので、本場のネイティブ英語に耳を慣らすことができません。

逆に、ストチャに代表されるビデオチャットなら、忖度なしのスラングが飛び交うので、英語学習のためのよい刺激になるんですね。

その一方で、「誰かと話したい」「知らない人と見せ合いしたい」というときは、無理せずに国内サイトで遊ぶのがベストとのこと。

一口に暇つぶしと言っても、その時々に、求めている相手と求めている会話を楽しめるのが、ビデオチャットの魅力と言えます。

ありがとうございました。

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