本場でしか食べられない家庭の味!フランスのソウルフードを堪能しよう
今や寿司は世界中で食べられる日本を代表する食べ物ですが、美味しいお寿司を食べるなら日本が一番ですよね。えっ、カリフォルニアロール?そんなもの日本の寿司じゃない!と言いたくなりませんか?それと同じく、フランス人がフランスで食べるに勝るものはないと自負する食べ物があります。フランスの食べ物と言うと、フランス料理?と思ってしまいますが、レストランで食べるフレンチコースは本場フランスでもやっぱり高級料理。本場なんだからフランスが一番だろう…とは思うものの、フランス人だって普段から口にするものじゃないですから、海外のフランス料理レストランが提供する食事がフレンチでないとはなかなか言えません。今日はフランス人なら誰しもがフランスで食べるのが一番だと言う食べ物を紹介しましょう。
まず、日本でもフランスパンという名前で知られるバゲット。フランスでは、夕方のディナー前になるとパン屋にバゲットを買うための列ができます。焼きたてのまだ熱いパンを家路の間にかじり、残りをディナーで食べ切ってしまうのがフランス流。家に帰るまでにかじるなんて、フランスの優雅なイメージとは違うなぁ、と思うかもしれませんが、焼きたての一番美味しい味を知っているからこそです。賞味期限はもちろん当日。どうしても翌日まで残ってしまった場合は、断面に霧吹きをかけてオーブンで焼きなおします。日本人からすると、日本のフランスパンも十分に美味しいのですが、フランス人に言わせると「比べ物にならない」そうなので、これは現地で焼きたてのフランスパンを食べて比べてみるしかないですね!
バゲットに続き、もう一つフランスで食べたいのがパン・オ・ショコラ。こちらは菓子パンで、クロワッサン生地の中にチョコレートが詰まった小さなパンです。フランスでは温めて売られていることが多く、さくっふわっとしたパン生地の中からとろっとした甘いチョコレートが出てくる瞬間は甘いもの好きにはたまりません。子供達のおやつとなることも多いパン・オ・ショコラ。冷えてチョコレートが固まってもまた違った美味しさで食べられます。
そして筆者が一押ししたいのがソシソン!乾燥調理されたソーセージです。筆者はフランスに行くまで聞いたこともなかったこの名前ですが、これを食べないフランス人はいないほど定番の食材。塩っ気の利いたソーセージはサラミのようですが、噛めば噛むほどにこってりとした味が染み出してきてヤミツキになります!赤ワインのおつまみにすれば永遠に飲み続けられそうです。指くらいの細いものから、15センチほどの太いものまであり、長さも長いものでは30センチにもなります。フランスの地方によって微妙に味が違ったりスタイルが違ったりするので、訪れる場所それぞれで試してみたい一品です。
最後はチーズ。日本にも輸入品を取り扱う店なんかではフランスのチーズを目にすることがありますが、その値段にも驚きますよね。フランス人に言わせると、日本はチーズの種類が少ない上にチーズがチーズらしくない…のだそうです。チーズに限らず、フランスでは乳製品の種類が日本よりも格段に多く、生クリームだってボトルで売ってあります。何のチーズを試したらいいかわからない人は定番のプレシデントチーズがオススメ!フランス国内どこのスーパーでも簡単に手に入ります。特にカマンベールチーズはフランス人に大人気です。
レストランで食べるだけじゃなく、手軽な家庭の味を旅行ついでに味わってみるのも良いですよ!紹介したソシソンはお土産にも最適です。フランスに行ったら探してみてくださいね。
大学時代、将来の夢がなくても、英語が出来れば将来役に立つ!と言われた1ヶ月後、人生初海外のオーストラリアへ短期留学。自分がいた世界の小ささに気付き、そこから旅を始める。バックパッカーで旅をした総期間は3年。旅を通じて習得した英語を磨き、英語教授法TESOL習得後、英会話教師となる。旅中で出会ったフランス人と結婚し、現在1児の母。